LOOK!!

 ■15番ヘッドで遊ぼう。■

遊ぼうって言ったって(苦笑)。
とあるサイトさんをみていて、15番ヘッドがもの凄く男前さんに変身していたので、その影響もあったのと、 エステ続きで変わったことがしたくなったので、ヘッドをカスタムです。
いつもは名前や、どん子になるかなんかは伏せておくのですが、今回はこれになるための道筋を楽しんでみましょう。(笑)

使用するヘッドは15番ヘッド。
本当は9番が良かったのですが品切れだったことと、口と、鼻の位置のバランスが私の好きな位置だったので、これを選択しました。
名前は「緋藍(ひあい)」。三人称は「彼」ですが、どちらかと言えば「中性」を目指します。
髪の毛は黒、目はまだ決まっていませんが、多分赤と青の色違いになると思います。
「緋藍」は「悲哀」。半眼で、悲しみをたたえる顔にしたいと思います。

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1.イメージを掴むための削り作業。
1
正面からみたところ。もうちょっとわざと陰影をつけて写真撮れば良かったですね(苦笑)。
随分削ったのですが、こうやって並べると、元の方がやっぱりいいかも、と思ってしまいます。
リアルな感じとか、プリっとした感じがするし。むむう。もう少しいじってみるつもりです。
目はこの後パテでうめる予定。半眼君になります。
2
 紫のところを削りました。
目の上はかなり削ってしまいました。アニメっぽいですね。
自分の顔を触ると判るのですが、大体まゆげの位置が一番出っ張っていますよね。
彼のまゆげの位置はこの紫の部分の上端を予定しているわけです。
唇も、少しすぼめたように見えるので、もう少し普通にしたくて、 ずいぶん削りました。
まだ気になるところもありますので、もう少しいじる予定です。
3

横顔です。唇がそんなに突き出ないようになっているのと、目の上がずいぶん削れているのが判るでしょうか。

2.造形のためのパテ盛り。
4
 パテ付けする準備をしました。今はまっているドールアイは20ミリ(うちの子猫ズの目と同じ大きさです)。ドールアイにラップを巻いて、さらに剥離剤代わりに薬用リップを(べつに薬用でなくともいいと思いますが:苦笑)塗っています。
かり止めなので、ガムテでべったり固定しています。ドールアイをつけてあるのは、後からドールアイをはめるときに削る作業を少しでも省くためです。これで準備完了。

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 はい、盛ってみました。整形手術をした直後のせいで腫れているようですね(苦笑)。
 本当ならここできっちり造型するのがいいのでしょうけれど、パテを造型するのって苦手なので(粘土細工とかも苦手です)、おおまかに盛って、後から削ることにしました。
 パテ盛りしたところは見てのとおり、半眼にするためのまぶた部分と、細すぎるような気がしていた鼻の部分です。
 後で削ることを念頭に入れて、厚めに盛っていますので、もう少しすっきりする予定ではあります。

3.造形の仕上げ。
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 これが一旦けずりを入れて形を整えた後、自分の腕のヘッポコさをカバーするために『溶きパテ』を塗り、さらにやすりがけをした物です。
 フィギュアの雑誌なんかをみている方は御存じかと思いますが、小さな気泡や、段差や、隙間や、やすりの傷を消すために、一旦薄く溶いたパテを表面に塗って、 固形のパテでは埋められないところを埋めて、余分な部分をやすりで研いで平にする方法です。
 溶きパテは模型やさんで手に入れることができます。白もあるとか。私は手許にある物を使っていますので、グレーですが。
 つまり、このグレーの部分は『ちょっとした傷がある場所』ということになります(苦笑)。まぶたの上のところには沢山残っていますが、これは段差ではなく、修正の意味が強いです(苦笑)。
 この作業は、丁寧な作業をされている方には必要のない作業ですので、しないで済むようにしましょう(笑)。

   これで修正をして第一段階を終了、ということにしました。
7
 一旦表面のアラを見つけるために肌色のサーフェイサーを、一度だけかけてみました。それで見つかったのがこの部分。
 左> 唇のラインが歪んでいる。分かりやすく見えるように赤くラインをひいていますが、そのラインの上ですね。
(みえにくいでしょうか)
 この部分を訂正するために、もう一度加工し直すことにしました。

 右> 小鼻と、鼻の下のところがぼこぼこです。ここは新たに固形パテを薄く盛って、やすりをかけることにします。
 工具が揃っていないので、こういう細かいところの作業は難しいですね(苦笑)。
8
 以上修正をした上で、肌色サーフェイサーを幾度にも(何回にもわけて)吹き付けをした、完成品になります。
 実は、まだまだ気に入らないところが出てきているのですが、多分今の腕では、気に入らないところを触っていると、えんえん作業し続けないといけなくなりますので(苦笑)、 いったんここで打ち切りました。いかがでしょうか?
 塗装の前準備のため、目の細かいやすりで、表面を整えてあります。(<これについてはコーティングのところで改めて)
 まだ、この時点では『緋藍』?という感じがあります。目が思った以上に小さくなりましたが、こんなところでしょう。

いかがだってでしょうか?結構大変そうに見えるのですが、それは私の腕が悪いせいで、やっている私としてはそんなに大変ではありませんでした。
半眼にするにはドールアイの視線をきっちり固定しないと、後々大変だということくらいでしょうか。
半眼にすると、ドールアイのひとみの部分(ここを御覧の皆さんは多分御存じだとは思いますが)の出っ張りが上手く目の部分にフィットしませんから
「隙間ができてもいい!」という方以外は、最初が肝心かと思われます。『緋藍』も気をつけたつもりですがしっかり隙間があいていますし…。

まぁ、この後の作業はそれぞれ方法があると思われますので、ヘッド工作はこれにて。

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